大豆のこだわり
大豆ってどんな食べ物?
大豆は世界中で栽培されているマメ科の植物で、日本では縄文時代から栽培されていたと言われています。
米・麦・粟・稗(ひえ)・豆(大豆)を五穀と言い、日本では大切にされてきました。
節分での豆まきにも使われていますね。また、畑のお肉とも言われています。
食物として以外にも幅広く使われており、ヨーロッパでは油やプラスチックの原料となり、
安心・安全なソイインクとして印刷用インクにも使われているから驚きです。
現在、日本で栽培されている大豆は、国内で育成手された品種か古くから伝わって来た日本独自の在来種です。
これらの大豆は遺伝子組み換え技術は使われていないため安心して食べることが出来ます。
大豆の栄養
豆の根には根粒、あるいは茎粒があり、根粒菌が共生しています。この菌は大豆から栄養をもらう代わりに大気中の窒素から肥料の一種を作り出します。
これによって、痩せている土地でも育ちやすく、豊富なアミノ酸を作り出す事で、多くのタンパク質を生み出しています。
生み出されたタンパク質は、牛乳や卵と同等な良質なタンパク質です。
大豆には、有毒なタンパク質も含まれているため生食はできません。加熱することで、変質させて食べることが出来るのですが、
納豆にすると納豆菌により大豆中のタンパク質が分解し、タンパク質の消化吸収率は増大します。
納豆は、大豆の良さを充分に取ることのできる食物なのです。
他にも、カルシウムや、大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは弱い女性ホルモン作用を示す事が知られています。骨粗鬆症や更年期障害の軽減が期待出来ます。
抗動脈硬化作用や、乳がん、前立腺がんの予防にも効果があることが分かってきました。
しかし、大豆イソフラボンはそればかりを大量に摂取すると女性ホルモンのバランスを崩れる可能性があり、
食品安全委員会は摂取の上限を定めています。
普通の食事の中で、無理なく適度に取ることが大事なのだと思います。
小金屋食品の大豆
弊社で使用している中粒大豆は1等級か2等級の高品質大豆です。品質・味、全てを入念に確認し厳選した国産大豆を使用しており、
しっとりした歯ごたえに、豆本来のおいしさを味わえる納豆をつくり続けております。